鏡筒の正面から鏡の反射光を見るだけ。室内でできる簡単コリメーションです。
このページの内容はDaylight Collimation of a SCT or Maksutov-Cassegrain (robincasady.com) のパクリです。私のヘタレ目では星像を使った光軸調整よりも、こちらの方法のほうが良好な結果が得られたので、日本語化と若干のアレンジを加えて紹介します。
図1
鏡筒の正面光軸線上から焦点距離分くらい離れて見ると、幾つかの輪が見えます。 光軸が合っていれば、これらは全て同心円に見えます。(離す距離は大体の目安)
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
鏡筒は経緯台に載せると便利。星を観る訳ではないので過積載も気にしない。まずは、肉眼で輪の見え方を確認する。 デジカメはエレベータ付きの三脚+微動雲台に載せると調整がらく。テレビにつないでモニターすると作業しやすい。 肉眼で確認するときはピンホールを開けた紙を三脚に貼り付けて、そこから覗くと目の位置の再現性がよくなる。
図9
図10
図11
以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
・・・あとがき・・・
2003年の火星大接近のとき、火星を見るためにOMC-140(中古)を購入しました。この記事はそのときに行っていた光軸調整をまとめたものです。その後、写真メインになってVixen VC-200L(中古)を購入。さらにVixen R-150S(中古)を購入。この3本で一番よく見え写真写りも良かったのが、一番古く一番安いR-150Sだったことに衝撃を受け、反射式望遠鏡についてはニュートン信者になりました。